上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

なぜインドネシア人は常に全員携帯電話(スマホ)をいじるのか問題について考えてみた


ずっと気になっていたことについて考えてみた
 
なぜインドネシア人は全員携帯をいじるのか問題
 
この問題を考えることで、インドネシア人のことを少しでも理解できると考えた
 
若い世代と、役職がある年配の世代
どの年代も常にスマホをピコピコやっている
 
全体に共通するのは、まず自分が大好きだということ
 
日本の文化かからすると
自分なんてって謙遜すると思う
自分の顔面をスマホの待ち受け画面にすることもなかなかないと思う
 
インドネシアでは、今まで出会ってきた友達の7割ほどの確率で自分の顔面が待ち受けになっている
今日であったおじさんは、スマホカバーまでも自分の全身の画像になっている
 
それによって何を読み取れるのかってのが、大事なのでちょっと考えてみた
まず、自分が待ち受け画面になっているという事から、自分の事が大好きで、自分自信異常に自信がある。
これは日本人には足りない人が多く、とてもいい事だと思う
ただ、ポイントは異常にというところで、本当に異常なのだ
 
出来ない事でも、できます!!と言って結局出来なかったり
知らない事でも、知ってますと言って最後にトラブルになったり
 
そして、結果出来ないことを私は悪くなかったといいわけする事が多い
 
自分に自信があるので、それをなるべく人に見て欲しいと思っている
そこで使用しているのが、Face Book や Instagram
なるべく多くの人に見て欲しいので、全く知らない人に申請をかけていく
中にはFB内に5000人以上の友達がいて、それはまさに芸能人レベルだ
 
私の友達からなんども相談を受けた事がある
上田がインドネシアに行ってから、やたらと見知らぬインドネシア人から友達申請がくるんだっと
 
役職のある年配方について
 
私はインドネシアと繋がりが出来て約6年
現在のプロジェクトでは、ほぼ丸2年間スラウェシ島に住んでいる
インドネシアに在住している日本人はたくさんいるが
その中でもトップ10に入る程、私はインドネシア人の性格について理解していると思っている
それは濃さの違いで
ただ2年間インドネシアにいるというだけではなく
丸々2年間16名の生徒とずっと一緒にいるからで、朝から夜までずっと
朝ご飯を食べる時、授業中、休憩時間、夜ご飯
寝る時以外はずっとだ
だから、生徒一人一人について、何を考えて、どう行動するのかが手に取るようにわかる
 
ここで仕事をして、私も必然的に常に携帯電話をピコピコするようになった
もちろん、活動の記録を作る為の写真を撮ったりはそうなのだが
仕事のことで人に連絡をする事がとても多い
特に仕事の進捗や、確認についてがほとんどで
インドネシア人の性格がキラキラ(インドネシア語でだいたい)な性格なので
細かく確認ん連絡をとっていないと、予定している時間をオーバーしたり、仕事の仕上がりも満足いくものではなくなってしまう
仕事を依頼している人も、おそらくオーバーするだろうと思って、ちょっと早めの納期で仕事を依頼する
仕事を依頼された人は、たぶんそういう事だろうと思って、納期を安易にみている
結果、何が本当なのかわからなくなってしまう。
と思っているのは、時間に対して規律正しい日本人で
インドネシアからしたら、まぁやばくなったら連絡あるだろうと思い、催促があるまで仕事をスタートしない
結果
あれはどうなったの?
あの仕事の進捗は?
という確認というか、催促の連絡が多くなる
結果、大事な会議の場所でもみんな下を向いてスマホをいじりまくっている
 
なぜインドネシア人は全員携帯をいじるのか問題
の答えは
若い世代は、Face bookとInstagram でピコピコ
年配役職は、Face bookとInstagram でピコピコと、Line もしくはワッツアップで確認連絡
 
他にも細かい要因は色々あるのだが、世代別に分けた大きな要因はこの2つだと考えた
 
インドネシア人には日本人には足りないような、いいところもたくさんある
だから、私はそういうインドネシアの人達の事が大好きだ