上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

バンタエン職業訓練校 第一派遣終了 

一カ月間のバンタエン職業訓練校での仕事を終えて、先ほど愛媛に戻ってきました。
48名のインストラクターを、1ヶ月間でアップグレードさせるというかなりハードな内容でしたが、愛媛トヨタ 池田さん・ネッツトヨタ南国 伊藤さん と協力しながら、現在あるリソースで最大限の結果を出すことができたと思います!
 

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バンタエン全員集合写真
 
1ヶ月間の閉校式は、マカッサルで実施しました。全員揃うと人数が多くて改めてようやったなと感じます。
 

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全員集合

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生徒視点
 
最後の活動の週は48名の評価を実施しました。評価の内容は池田さん、伊藤さんとのMTGの中で評価項目を検討しました。こちらの一般的な職業訓練校での評価方法は、ハードスキル(鬼と金棒でいえば金棒)が大きいかで評価します。しかし、私達はハードスキル以上にソフトスキル(鬼)が重要だと考えました。大きい鬼があって、初めて金棒を自在に振り回すことができます。評価項目もその考え方を中心に検討しました。
 

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①ソフトスキルの中には、人間力(5S/リーダーシップ/授業態度/人間関係)とインストラクターとして必要な能力(新しい技術・スキルを積極的に吸収しようとしている / 自分の理解した事を相手に、分かり易く伝えることができる / 相手に伝わるまで諦めずに、粘り強く伝えることができる )を設定しました。
 

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②ハードスキルの中には、ハイブリッドのテスト / 故障診断・スマートキーのテスト / PDCAの理解 / 日本語テスト の結果を項目に入れました。日本側インストラクターとインドネシア側インストラクター両方の意見を反映させ評価をしました。
 

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ハイブリッド授業

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スマートキー授業
 
 
インストラクターの中には、国立・県立 そして、自動車科・バイク科 から来ていました。今回の評価結果から言えるのは、国立の自動車科だから、評価が高いという結果にはなりませんでした。地方の県立 バイク科からのインストラクターからでも、インストラクターとして素晴らしい人材はたくさんいる事が分かりました。プロジェクトの目標として、職業訓練校のインストラクターのレベルアップをさせるという事がありますので、講師そして、評価する側の立場として、ソフトスキル・ハードスキル共にレベルの高い、育成・評価システムを立案していきます。
 
 
今回実施している、育成・評価システム のプロジェクトでは、日本側でも活かせることを多く学べました。
自らが評価制度を立案して、自らが一人一人に対して「鬼と金棒」を評価することで、人を見る目を養えました。言葉が違う国ですので、誰が何を言ったのかではなく、誰がどのような行動をしたかに焦点をあてました。他人を評価することで、自分自身を客観的に更に見えるようになりました。自分の発言に責任はともなっているだろうか? 発言と行動はともなっているだろうか? など、特に鬼の部分を中心に考えました。自分自身の鬼を大きくすることで、自分自身の影響の和が広がり、周りの人の鬼までも大きくすることが可能になると思います。
プロジェクトはスタートしたばかりです。プロジェクト期間の3年間は自身の鬼の成長をせ、影響の和を今よりも大きくしたいと思います。
 
 
今回のソフトスキルの授業では、インストラクター48名全員に課題を与えました。
48名それぞれの職業訓練校で、今回学んだことを活かして「PDCAを最低2回転」して、学校の問題を解決して下さい。と課題を与えました。
この田舎町にあるバンタエン職業訓練校で学んだ事が、インドネシア全国(西はスマトラから東はパプワまで)に展開されると考えたら、めちゃくちゃ楽しみです。
今回のプロジェクトのような「草の根活動」で、実際に現場で一緒に汗を流して、そして一緒に考えて、一緒に結果を出していくというのは、とても大変ではありますが、とてもやりがいのある活動だと感じます!!
 
 
次回は2020年の1月渡航の予定です。
内容は24名のインストラクターのアップグレーディングです。
 
今回の経験を活かして更にアップグレードできそうなので、今から非常の楽しみです!
 
 
 

バンタエン職業訓練校に全国のインストラクターが大集結!!

バンタエン職業訓練校の生活もスタートして20日経ちました

ようやくブログを書けるのですが、このスタートして20日間走りっぱなしで。

言葉が悪いですが、クソ忙しかったです。

 

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ソフトスキル授業風景 愛媛トヨタ 上田

 

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スマートキー授業風景 ネッツ南国 伊藤

 

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ハイブリッドシステム授業風景 愛媛トヨタ 池田

 

最近までの生活を少しご紹介します。

 

6:00 起床

6:30 朝食

7:30 学校全体朝礼

8:00-15:30 授業実施

15:30-19:00 翌日授業資料作成・準備

19:00 夕食

20:00-23:00 翌日授業資料作成・準備

 

ざっとこんな生活をしていました。

3年前の職業訓練校スタート時を思い出すぜ。。。。

あの時は、一人で空を眺めながら涙したような気がします。

でも、今回は一人じゃなく心強い仲間がたくさんいます!

 

今回のプロジェクトでは48名のインストラクターが全国インドネシアから、ここバンタエン職業訓練校に集結しています。

 

どんなとこから来たかというと。。。。

 

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全国から来たインストラクター

 

西はスマトラ島、東はパプア島 から1ヵ月間共に生活しています。

なんども言いますが、これは本当にすごいことです。

 

20日間の生活では、予想通り本当に様々なことが起こっています。

ただ、自分自身 2016年~2018年まで2年間この学校で生活していますので、普通の人がこれやばいっていうことが、やばいって感じなくなっているので、自分視点で感じたことを中心に書いてみます。

 

 

授業内容紹介 

 

全国から来たインストラクター48名を3グループ(1グループ16名)に分けて、3回ローテを実施しました。

 

Aグループ ハイブリットシステム

Bグループ スマートキーシステム・故障診断

Cグループ ソフトスキル

 

私はソフトスキルを担当しています。

ソフトスキルでは、「5S・PDCAの考え方・問題解決」を中心に5日間のプロジェクトを行っていきました。

 

今回はその第一ローテでした。実施項目のシラバスにそって授業を進めていきました。第1ローテでは、次のローテを想定して、以下の3点を意識して授業を進めました。

 

①ソフトスキルの目的を理解しているか


PDCAサイクルの内容を理解しているか


③1ヵ月のバンタエン学校生活で、「知っている」「気づく」と「実行できる」のギャップをなくすことができるか

 

それぞれの項目に対しての結果が以下になります。

 

①ソフトスキルの目的を理解しているか


鬼と金棒の絵を見せながら、説明することにより、理解する事ができた。

ただ、「理解する事=実行できる」ではないので、この一カ月間の学校生活、それぞれの職業訓練校に戻ってから、「理解する事=実行できる」が一致できるように、フォローできるような仕組みの検討が必要。

 

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鬼と金棒

 

↑ ↑ ↑

このイメージはめちゃくちゃ大事です。金棒(ハードスキル)が大きくても、鬼(ソフトスキル)が小さければ上手に振り回すことができません。

ソフトスキルでは、この鬼を大きくすること目的としています。

 

 

PDCAサイクルの内容を理解しているか


1ステップから5ステップまでは、説明→グループワーク→プレゼンという流れで実施。

インプット→アウトプットを繰り返す事で、理解度を深めることができた。

6ステップ~8ステップまでは、今回の期間で実施することは難しいので、各職業訓練校に戻ってPDCAを最低2回転回すように課題を与えた。

 

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PDCA8ステップ

 

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PDCAワーク

 

 

③1ヵ月のバンタエン学校生活で、「知っている・気づく」と「実行できる」のギャップをなくすことができるか


ソフトスキルの目的、そしてインドネシアでの課題は、このギャップをなくすことだと、感じています。

多くの人が日々たくさんの問題に気が付いてます。

しかし、それを実行できる人はわずかです。

例えば、そこにゴミが落ちていたのに、気が付いたら拾う。

トイレが汚いと思ったら掃除をするなど。

インストラクターだから、管理職だから、ではなくて、自らが実行し、他人に良い影響を与えることが、リーダーシップであり、良いインストラクターだと思います。

そのギャップをなくすために、ソフトスキルの授業だけでなく、毎日30分の掃除を実施しています。

バンタエン職業訓練校の現状では、短期間(3ヵ月コース)の学生がゴミをすてて、インストラクターがそのゴミを拾うという、インドネシアではなかなかない光景が、バンタエン職業訓練校では起こっています。

受講者にはただゴミを拾うだけでなく、なぜここにゴミがあるのか、問題はなにか?を考えながらゴミを拾ってください。と日々伝えています。

自らが気づくことから、改善はスタートするのだと思います。

 

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毎日の掃除

 

残り期間少しですが、この中から今後の自動車業界を引っ張っていくような人財が出てくると信じて、私達がもてる力をしっかりと発揮していきます!!

 

「国立職業訓練校自動車整備科インストラクターの養成および評価・育成システム構築プロジェクト」のスタート

めちゃくちゃ久しぶりにブログを書きます。

 

今は、約1年前まで2年間滞在していたバンタエンの職業訓練校の寮にいます。

超懐かしい3年前の今頃

asean-kakeru.hatenablog.com

 

なぜ、今ここにもどってきたのか?

 

それは、

 

国立職業訓練校自動車整備科インストラクターの養成および評価・育成システム構築プロジェクト

 

がスタートしたからです。

 

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前回は、生徒を中心に自動車整備課 2年コースを教えてきました。

しかし、今回は更にバージョンアップして、全国の職業訓練校のインストラクターを指導していくという壮大なプロジェクトになってます。

 

西はスマトラ、東はパプアまで

本当に全国各地からのインストラクター48名が、この田舎のバンタエン県に集結しました。

 

例えて言うなら

日本全国の職業訓練校インストラクターが、愛媛県久万高原町に集められたようなものです。

本当に本当にすごいことになっています。

 

これから一緒に学習していく仲間です。

 

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もう一度言います。

まじでやばいです。

 

今回の1ヶ月間の中心のカリキュラムは 

 

・ハイブリッドシステム

・スマートキー

・ソフトスキル

 

の3点を中心に授業を実施していきます。

 

今回はグループ企業のスーパーエンジニアと共にやってきました。

 

ネッツ南国の伊藤さん

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愛媛トヨタの池田さん

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愛媛トヨタの上田(私)

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以上の3名でそれぞれの分野を担当して授業を実施していきます。

 

この3年間のプロジェクトでおそらく、一番忙しく、もっとも重要とされる、記念すべき第一回目に自ら手を上げて参加を決めてくれました。

 

インドネシア にきて、1週間。

案の定、スーパー忙しく

毎日、日が回りそうな時間まで、翌日の授業の準備を実施しています。

 

超忙しいけど、超おもしろいです。

 

伊藤さんも、池田さんも

初めてのインドネシア で、言葉の壁にぶつかりながらも、めちゃくちゃがんばってます。本当に頼もしいです。

 

私も負けないようにがんばります。

 

私はソフトスキルの授業を担当しています。

「5S・PDCA・問題解決・改善」

などについての授業をしています。

 

PDCAはそれぞれのステップ毎にロジカルに考えていき、問題解決の対策を立案検討・そして、実行・評価をソフトスキルの授業に盛り込んでいます。

 

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授業終わりは毎日掃除も実施してます。

学校のマネージメントには、インストラクターに掃除させてるの!?とびっくりされましたが、自ら行動をすることは非常に重要なので、汗だくになりながら毎日一緒に掃除をしてます。

 

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すでに色々な問題がありますが、

問題(壁)を超えた先に、どんな景色が待っているのか??

とても楽しみです!!

 

 

 

 

 

 

愛媛大学の「SDGs グローカル未来生入門」での講演

愛媛大学で「SDGs グローカル未来生入門」でインドネシアでの愛媛トヨタの取り組みと、インドネシアでの経験を講演させて頂きました。

 

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すでに、インドネシアでの交流を行っている学生達

そして、これからインドネシアとの交流をしていこうとする学生達

めちゃくちゃパワーに溢れていて、みなさん目が輝いてとてもいい雰囲気の中、話しをさせて頂きました。

 

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愛媛トヨタインドネシアとの繋がりは

愛媛大学からのインドネシア留学生のユメイナさんを受け入れしたことからスタートしました。

現在では、地方自治体のご協力のもと153台の緊急車両をインドネシアに寄贈しています。

私自身のインドネシアとの交流はすでに7年が経ちました。

今では、第二の故郷のように思っています。

そのようなインドネシアとの繋がりがあり、今回のような機会をいただきました。

 

今回の講演で話した「バンタエン職業訓練校の2年間の経験」のまとめとして3点にまとめました。

 

  1. 行動できるようにしっかりと目的を伝えよう!
  2. 生徒自身がPDCAを回せるように共育の実施!
  3. トライ&エラーで常に前進せよ!

 

現地生活でのトラブルや自分なりの解決方法などを、おもしろく作ったつもりですので、ぜひ見てみてください。

 

インドネシアに行った事ある方はわかるわかるーと見ていただけますし、これからインドネシアに行く方はマジかーー!それはちゃんと事前準備しなきゃ!みたいな感じで思っていただけると思います。

 

drive.google.com

 

BLKバンタエンの2年間の活動ビデオを2分間のダイジェストにまとめました。


Video kegiatan BLK Bantaeng selama 2 tahun.
 
2年間のBLKバンタエンの活動ビデオ。
 
2年間の活動を2分のダイジェスト版で作成しました!!
 
 


2018 7 MOVIE BLK BANTAENG vol 1 2

最後の活動報告



今回で最終の活動報告になります

インドネシアのバンタエン県職業訓練校でのプロジェクトが終了しました。

そして、本日めちゃくちゃ久しぶりに日本に帰国しました。
イムリーな活動の記録としては、これが最後になると思います。
 
この経験はたくさんの方々のおかげで得れたことだと思います。
本当にありがとうございました!!
 
とても長い文章になりますが、2年間の僕の頭の中を書き綴ってみました。
ぜひ一読して頂けたらとおもいます。
 
振り返ればこの2年間は本当にあっという間でした。
2016年7月から2018年6月までインドネシアのバンタエン県の職業訓練校での、インストラクターをさせて頂きました。
振り返ってみると本当にたくさんの出来事がありました。
スタート時から現在までで印象に残ったことを少しずつ振り返ってみたいと思います。
 
スタート時に学校に入った時に、初めに感じたことは学校内汚っと思いました。
初めての授業を実施した時、生徒達の授業を聞く態度は最悪で、ガムを噛みながら授業をしたり、イヤホンをつけて音楽を聴いていたり、携帯でゲームをしたり、授業の途中に急にタバコを吸いにいったりと荒れた状態でした。
 
私が行なった問題解決方法です。
まずは学校内にどのような問題があるのか?大きな問題から小さな問題までを全て書き出しました。
その問題を、早急に改善が必要なのか、長期的に改善が必要なのかという項目に分けて、優先順位を決めていくことをしました。
そして、その優先順位にそって問題を解決していくようにしました。
問題を解決をするにあたって、その問題のどこに問題があるのか?を検討しました。
この問題は生徒の問題なのか? 学校のインストラクターの問題なのか? それとも学校の仕組み自体に問題があるのか?
そして、特定した問題について、なぜその問題が発生しているのか? をなぜ?なぜ?なぜ? と考えて問題の分析をし、問題の真因を特定します。
問題の真因が特定出来たら、その真因を解決する為の解決策を考えます。
その解決策を実施する事で、問題の真因はクリアになるのか?
真因がクリアになる事で、発生していた問題は解決にいたるのか?
を検討します。
その解決策ができたら、具体的な行動計画を検討します。
いつまでに、なにを、どうするのか。
その計画にそって行動をします。
行動を実行して終わりではありません。
ここから非常に重要です。
その実行をした後のチェックを行います。
その解決策がうまくいったのか?逆にうまくいっていないのか?
の結果とプロセスのチェックを行います。
うまくいっていないのであれば、そのどこに問題がったのか?どうすればうまくいくのか?を検討し、うまくいっているのであれば、うまくいっている要因はどこにあるのか?更によくなる為にはどうすればよいのか?と、うまくいっている場合にも考えることによって、次に同じような問題が発生したときに、非常に効率的に問題を解決することが可能になります。
 
基本的な考え方は以上のような考え方で、この2年間のさまざまな問題を解決してきました。
学校内汚い問題については、生徒、マネージメントの5Sに関する意識の向上が必要だと思いましたので、毎朝朝礼後の5分間清掃をスタートしました。生徒だけでなく、マネージメントや校長先生も一緒に行うことで、自分がポイ捨てしたゴミは結局自分が拾わないといけない。それだったら、ゴミ箱にすてようと自分で考えられるような仕組みを作りました。
 
教室内の態度が悪い問題については、学校内、教室内の問題があるところを、グループに別れて見つけようという、ゲーム感覚で次々と自分達自身で問題を発見しました。
そして、自分達が発見した問題から、どうやって解決していくのか?具体的な行動計画に落とし込み、グループ毎にプレゼンテーションを実施しました。
そのようにして、私から指示するのではなく、自分達で決めた計画は、自分達で守ろうよ。という、仕組みを作りました。
そのは問題対処ではなくて、問題を解決できるような人間、つまりは自主性を持った人間に育って欲しいというのが目的になっています。
 
そのように、優先順位にそって一つ一つ問題を解決していきました。
1学期(6ヶ月)が終了する頃には、学校もきれいになり、生徒の授業態度も良くなり、異常と思われていた、問題はほぼ解決されていました。
2学期に入ってからは、正常な状態に戻ったことをあるべき姿に継続する仕組みや、更に学校や自動車科をよくする為の目標を設定しました。
授業開始時間を守れるようになっていたので、次の目標は開始3分前には集合場所に到着できるようにはどうすれば良いのか?
1学期目でゴミをポイ捨てしなくなっていたらので、では、落ちているゴミを拾えるような人間になるにはどうすればよいのか?を検討して、学校内でけではなく、月一回の地域清掃を地域住民や小学校、中学校の生徒と一緒に行い掃除を行うことの意味、やりがいを自ら見つけれるようにもしました。
 
3学期では、自動車科の学級経営に関する事についての問題を解決することに取り組みました。
このプロジェクトが終了した後の、インストラクター候補の育成という、非常に重要な目標がありますので、その問題の解決に取り組みました。
学級経営をするにあたって、インストラクターとして行うべき事を全て視える化しました。
スケジュールの作成、授業資料作成、授業準備、試験の実施などについてがそうで、今までなにが出来ていて、何が出来ていないのかを明確にしました。
それぞれのインストラクター候補のやるべき事が明確になっていても、初めは誰もやろうとは思いませんでした。
それはなぜなのか?
インストラクター候補が、今それを行う事の重要性を理解でいていないという原因がありました。
一人一人とコミュニケーションや面談をしながら、学級経営を自分達で行う重要性を伝えていきました。そして、必ず責任をもってやるということのコミットメントを生徒達の前で行ってもらいました。
本気で自分達が与えられた役割をこなしていくまでには、時間がかかりましたが、このスタートは誰かにやらせれてスタートしたわけでなく、自分達が重要だと思ってスタートしたことなので、同じことをやるとしても、そこにはとても大きな違いがでてきます。
 
4学期では、更に実践的になるように、自動車科の組織図を新たに作成しました。
3学期までは、問題が発生した時や、なにかを実行する時には、私から直接生徒達やインストラクターに伝えてましたが、新しい組織図では、改善オーナーという自動車科をコントロールする、リーダーを作成しました。
改善オーナーの下には、3グループを作成し、各グループに小リーダーを作成しました。
改善オーナーから下のグループに伝えたい時には、各グループリーダーに伝え、各グループリーダーから生徒達に伝えるという組織を作りました。
私は気づいた問題についてや、伝えたいことは、直接生徒には伝えずに、密に改善オーナーと連携をとって、改善オーナーから発信するような、仕組みにしました。
私は改善オーナーにアドバイスを実施するアドバイザーという立場にしました。
この組織図は、このプロジェクトが終了しても、同じようなクオリティで続けれるようになる為の実践的なトレーニングでした。
当然様々な問題が発生しましたが、インストラクター同士で問題を解決していくように促し、私は極力口をださないようにしました。
 
まだまだ、ここには書き切ることができないような色々なことが発生しました。
発生した全ての問題について、逃げずに、しっかりと自分事として受け止めて、正しいプロセスで解決していった結果、この2年間で自動車科の生徒達はとても立派に成長しました。
自動車の整備技術はもちろん、自分達で問題解決をする力を身につけ、それをチームとして発揮する。そのような生徒とインストラクターが育ったのではないかと思います。
 
先日、ハジカラトヨタ南スラウェシ州トヨタディーラー)の試験も全て終えて、1年間の契約期間付きですが、ハジカラトヨタに全員入社する事が決定しました。
1年後に社員として就職できるかどうか、後は本人達次第になってきます。
全員が目標としていたエンジニアとしてスタートできる事がとても嬉しく思います。
 
この2年間は私にとっても、本当に本当に貴重な経験になりました。
大げさかもしれませんが、自分自身が生きていく役割や意味を見つけることができました。
人とのコミュニケーションや、チームワークの大切さや、折れない心や、粘り強さなどを身につけることができたのではないかと思います。
 
ドラゴンクエストで例えると、ラスボスを倒す(目標を達成する)為に、チームを集めチームワークを発揮して、色々な敵を倒し(学校で発生した様々な問題をクリアし)経験値を得て、レベルアップする。そして、ボスを倒す(目標を達成する)事ができたのではないかと思います。
ただ、このロールプレイングゲームはスタートしたばかりで、ようやく第一面がクリアできた状態です。ここから先はインストラクターやエンジニアになった生徒、新しく入ってきた二期生達それぞれが、それぞれのロールプレイングの主人公です。
このロールプレイングはゲームと違い、リセットをしたりゲームを戻したりすることができません。
そして、時間という制限があります。
一度しかない人生なので、この2年間で学んだことをしっかりと活かして、有意義な人生を送って欲しいと思います。
 
先日帰国の際に、生徒達が空港まで見送りに来てくれました。
最後に2年間本当にありがとうね!っと一人一人に伝えていきました。
きっとまた会えるはずなのに、今までの生徒達と一緒に悩んだり、アホみたいなことをして一緒に笑ったことなど、様々なことが一瞬にして溢れてきて、涙がとまりませんでした。
今もこの2年のことを考える涙がでてきてしまいます。
でもそれは悲しい別れの涙ではなくて、なにか希望に満ち溢れた涙のように思います。
 
人生という長いようで短い一人一人別々のものさしの一部が重なり合って、この2年間という時間を共に過ごしてきました。
この経験と共に学んだ仲間達は私にとって一生の宝物です。
この経験はたくさんの方々のおかげで得れたことだと思います。
 
本当にありがとうございました!!

人はなぜ変わりたいのか? -僕の残りの健康寿命までに使える自由な時間は2129日です-


短期派遣インストラクターの柴田さんと日吉さんが帰国しました
 
2ヶ月間のバンタエンでの人気を終えて柴田さんと日吉さんが帰国しました
短い間でしたが、たくさんの出来事がありました
実技の授業はもちろんのこと
まず日本では経験することのない断食(プアサ)も経験しました
 
2人がバンタエンに来た時の目標の一つで印象に残ったことがあります。
 
自分自身が変わりたい(成長したい)
 
ということです
 
今まで短期派遣でこられたインストラクターも
やはり、変わりたい(成長したい)言っていました
 
ここで一緒に学んでいる生徒たちも
変わりたい(成長したい)と言っています
 
そして、わたしももちろん
変わりたい(成長したい)
と思っています
 
私が出会ってきた人たちは、インドネシア人、日本人に関わらずその思っている人が多いように思います
 
なぜ変わりたいと思うのか?
 
たくさんの変わりたいがありますが、人によって何が変わりたいのは違うので
自分の変わりたいについて考えてみました
 
自分自身は変わりたい(成長したい)願望がかなり強いです
具体的には
今年出来なかったことが、来年できるようになりたい
今月出来なったことが、来月できるようになりたい
今週出来なかったことが、来週できるようになりたい
今日出来なかったことが、明日できるようになりたい
です
それを求める過程と、できた時の結果が快感です
逆算して考えると
今日出来なかったことが、明日できるようになる
明日できるようになると、出来なかった今週が出来るようになる
今週ができると、来週もできるようになる
来週もできると、来月も来年もできるようになる
ということは
 
今日出来なかったことが、明日出来るようになるを繰り返すと
最終的には自分の未来が変わるということです
 
そして、明日を変えるためには、今日、この瞬間が変わらなければ明日は変わりません
では、この瞬間になにを変えたらいいのかというと
時間の使い方です
僕はいつもこう考えています
今この瞬間に使っている時間で明日を変えることが出来るか??
そう考えることで、それをするべきか、するべきではないのかを判断しています
 
僕は34歳なので、健康寿命でいうと折り返しが見えてきたところにいます。
残り35年だとすると、その時間をどのように使うのか?
まるまる時間が35年自由に使えるわけではもちろんないです
 
仕事の時間 12時間
睡眠時間 6時間
食事時間(3食) 1.5時間
風呂時間 0.5時間
歯磨きの時間 0.1時間
 
・24時間ー20時間(最低限必要な上記の時間)=4時間(正味自由に使える時間)
・4時間(1日の自由な時間)×365日=1460時間(1年間の自由な時間)
・1460時間(1年の自由な時間)×35年(僕の人生残りの健康寿命)=51100時間(健康寿命までの自由に使える時間)
・51100時間 / 24時間=2129日(残りの自由な時間を日数に変換)
 
僕の残りの自由に使える正味の日数を計算すると
ざっとですが
2129日
になりました!!
もちろんここには他にも入ってくる
・飲み会の時間
・プラス残業の時間
・急に病気になる可能性もある
などなど、含まれてませんのでもっと減る可能性はあります
これを計算してみて
「うわーーー!!めっちゃ時間あるやん!!」
とは思わなかったです
 
こうしている間にも刻々と時間が消費されています
 
この期限がある時間を、明日を変えるための時間に使うのか? そうではないのか?
自分自身の未来を変える時間に使うのか? そうではないのか?
 
ということです。
 
どのような選択をするのかは自由です
 
ちなみに僕は
 
未来を変えるために時間を使おうと思います