上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

お客様対応の練習として サービスアドバイザーのロープレを毎週行うだいじさ


毎週水曜日にサービスアドバイザーのロープレを行なっています
 
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サービスアドバイザーというのは、お客さまが点検をして欲しい時、故障した時や車についてトラブルが発生した時に入庫の窓口になる仕事です
お客様が来店してから、車を引き渡しておかえりになるまで、自動車ディーラーは常に従業員同士で連携をとっています
一番の目的はお客さまに感動をして頂いて、また何かあったときにはここに入庫したいと思って頂くためです
その窓口になるのがサービスアドバイザーでとても大事なポジションだと思います
 
先日サービスアドバイザーとしての授業を実施しました
お客様に確認を行う項目や、話し方、ボディーチェックの仕方、取替え部品を示した作業の説明
多くの確認項目があります
インドネシアの自動車業界に携わって気づく事ですが
ここでは、お客さまに感動してもらうという気持ちをもっているのは、ほんのごく一部の従業員だけのように感じます
平気でお客さまのタイヤに座ったり、工場でタバコを吸ったり、工場が汚れていたり、、、、
だからこそ、この学校を卒業していった生徒たちには、お客さまを感動させることができるようなエンジニアになって欲しいと思います。
 
そういう気持ちもあり、日本のトヨタの常識だけれども、ほんとうに大切な項目
 
「基本7項目」 インドネシアバージョン
 
を作成して、毎朝唱和して実行しています。
※内容は少しインドネシアように改善しております。
 
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それも効果してか、毎朝あった時の挨拶がみんな元気よくなって
朝からとても気持ちよくスタートする事ができるようになりました!!
 
毎週、水曜日にはサービスアドバイザーのロープレも実施して
インプットした知識を、ロープレによってアウトプットして
より自分のものになるようにしています
知識ってただあるだけでは、何も意味をなさないんです
自分の外に出してこそ初めて意味があるものだと思うんです
 
もうすぐ、就職試験がスタートします
朝礼でみんなの前で感情込めていいました
 
「君たちはまだエンジニアとしてのスタートラインに立っていません
この2年間の長いトレーニングを終えようとしています
そして、もうすぐエンジニアとしてのスタートラインに立とうとしています
みんなそれぞれ夢があると思います
自分たちの夢を叶える為にも
この就職試験を絶対合格して全員でスタートラインに立ちましょう」
 
 
全員合格して、みんながそれぞれの夢に向かって走れますように!!!