上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

ベストな行動とは?

10月1日 ベストな行動とは何なのか?

ウリパの店舗からアラウディンの店舗に来て2日目になる。
本当は、もうちょっと早くにアラウディンの店舗に移動する予定だったのだが、先日から毎日のようにこの店舗のすぐ近くで、デモがあり、道路を通過する事が難しくなっていた。
その日は、車で行っていたので、前にも後ろにも進む事が出来なくなり、本当に困った。
デモの時には、石も沢山飛んできて、危険なので、ウリパに引き返す事になった。 
どうも、近くに大学があるらしく、その大学生がデモをしているらしい。
今日は、アパートの母が持っている自転車で、通勤をした。
朝の6:30分に出発をして、まだ混む前だったが、40分近くもかかった。
とても遠い。 
まだ2日目なのでこの工場で、どのような事が出来るか、考えている所だが、沢山ある選択の中で、何が今一番大切なのかを常に考えたい。

ハジカラトヨタで、一緒に活動させて頂き本当に勉強になっている。
日本で働いている時のように、毎日必ずこの仕事をしなければいけないというのがないので、常に、今何をする事が最善なのかを考えている。例えば、エンジニアと一緒にいて、教えるべきなのか、フォルメン(こちらでいうリーダー、サブリーダー)と一緒に行動をするべきか、改善を一緒にするべきなのか、選択は沢山ある。
その中で、自分の中心に考えているのは、私が日本に帰った後でも、ハジカラのスタッフに何か残るような存在になりたいと思う。
秀さんが、作ったSSTや改善の基本行動方針は3年経過した今でも、いつもスタッフみんなが見える所に貼り付けられている。
それを3ヶ月でした秀さんの影響力は本当にすごいと改て感じる。
それは、物なのかもしれないし、記憶かもしれない。日本に帰る時に始めて分かる事かもしれない。 でも、今はその為に今出来る事を一生懸命しているのだと思う。
それを考えれば考える程、悩む事も沢山ある。
この行動は、ハジカラのスタッフにとって意味のある行動なのだろうか?
本当に今の行動はベストな行動なのだろうか?
考えれば考える程・・・・
自分には、そこまで、先を見ることが出来る程、頭も良くないので、今自分で考えれる精一杯の事を考え、それに向かって一生懸命する事が今自分の出来る最善の方法だと思った。
 そして、インドネシアに来て、思う事がもう一つ。
日本で働いていて、やはり仕事に対して不安があった。日本から飛び出して、インドネシアでもう4ヶ月になるが、やはり仕事について、不安がある。 結局の所、どこの国にいても、不安というのは自分に付いてくる。 
今までは、不安がなくなるような努力をしていた所もあったが、これからは、不安とうまく付き合えるような考えをしていきたいと思った。
昨日は、アパートの家族の為に、日本料理お好み焼きを作った。
キューピーマヨネーズを発見して、買ったのだが、1本700円もした。
ここでの、日本のアイテムは高級品なようだ!
みんな喜んでくれて良かった。 そして、お好み焼きは、日本の母が良く作ってくれていたので、お好み焼きを食べながら、日本の家族の事を思いだした。
あと、残り2ヶ月間一生懸命頑張ろう!!!



ひろの道
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