少しずつ工場の改善が出来てきました。
しっかりと私がここにいた爪痕を残しています
改善は私から、指示はしていません
アドバイスはしますが、ほとんどが各グループから、このようにしたいんですがどうでしょう。
この計画で、このくらいの予算で、完成は予定はいつになります
などきちんとした計画をもってきたなら、それを採用して改善に取り組むようにしています
インドネシアでこのように、一人一人がしっかりとした意思を持って、上に要望を持っていくのはとても珍しいことですし、この1年7ヶ月間そのようにできるように、一緒に学んできました
その結果が出てきたんだと思います
ポイントは
ないものは作ろう!!
です
日本と違って、ここにはないものがたくさんあります
そして、あるものでもクオリティがとても低いです
例えば、半田ごてですが
一回しか使ってないのに、基盤が壊れて使えなくなります
工具はまだ使った事がないのに、すでに錆びています
本当に日本の製品
メイド イン ジャパン は素晴らしい
ここでは、メイド イン ジャパン というだけでブランドです
日本人は素晴らしいとつくづく思います。
愛媛トヨタからたくさん送って頂いた教材、工具箱やSSTなどは、生徒達の手によって着々と新しい命を吹き込まれています
工具箱は塗装をしなおして、新しく生まれ変わりました
トランスミッションの設置台を作成しています。
私たちの女子生徒は、花よりもグライダーがよく似合います(笑)
SSTもきれいに整頓されて、管理できるシステムを作っている過程です
工場には、上田手書きの5Sの習字をして、しっかりとここにいた爪痕を残しています
5Sや、社会貢献活動のポスターも生徒によるデザインで作成しています
物を借りた時には、きちんと借りたものを返します。という言葉をつけたメモを置いてくれてます。このような少しの気遣いが伝える側の人間にとっては、とても嬉しいです