上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

もっと生徒達の事を信頼して欲しいのに

ハジカラトヨタへの研修の段取りが、よーーーーーーやく決まった。

この段取りを経験して、とてもにBLKバンタエンのマネージメントには言いたい事がたくさんある。直接は言えない事もあるので、最近は日本語だけで綴ってます。

今回のインターシップの段取りを通してマネージメントとは結構思いを言いまくりました。

例えば、1ヶ月間の生徒達の食事代。

昼ご飯はハジカラトヨタが面倒をみてくれる契約なので、こちらが負担するのは、朝ごはんと夜ご飯、そして日中の飲み物代。

一日

なんと

Rp,25000

日本円にして約210円なり。

という事は一食105円

いくらインドネシアの物価が安いとしてもそれはないでしょう。

これを分析すると、

本来BLKがケータリング(食事配送業者)との契約を調べると一日 Rp,100,000 (1円=Rp120)になっている。

前回一度経験があるのが、その食事代をお金に変換した時には、一日 Rp50,000 に交換をした経験がある。

という事は残りの一日 Rp50,000 の内の半分の Rp,25,000 はどこに消えたのか!?

2つの可能性を考えてると、

1つめは、Rp,25,000 がどこかの誰かのポケットに入っている。ただ、私はマネージメントの事は信じたいので、この考えは却下。

2つめは、本当はRp50,000 というお金はストックをしてあるのだが、マネージメントが今はまだ出さずに奥手として持っている。それは、生徒達に今全てを渡すと全部使ってしまう可能性があるから、内緒にしている。

先ほどのミーティングで、約1時間の間食事についてのやりとりが続いた。

生徒達はお金がないのは事実。

マネージメントもお金がないのも事実。というか、もともとこのインターシップはカリキュラムに400時間という時間を組んでいるので、予算がないのではなくて、予算作ってないと言った方が正しいのかも。

そこでのマネージメントの回答は、お金がなくなったら、マネージメントに連絡してください。とのこと、なんとかするから。

それに対して、全く生徒達は納得せずに、では一人出して、他の人は出さないのか?など色々な不満がたくさん出てくる。

僕が思うに。マネージメントはもっと生徒の事を信頼してはどうかと思う。この方法をとると生徒達から納得を得られないのは、ちょっと考えればわかるはずなのに、一手先の事しか見れていないので、2手先でつまずく。これではうまくマネージメントできるはずがない。

 

もっとオープンにして、

「1日マネーメント側でなんとかできるのは、一日Rp50,000しかありません。ですので、それを超えるようであれば、自分達でなんとかしてください。一ヶ月分のRp,150,000渡します。あなた達は大人ですので、考えてこのお金を使って下さい。」

 

こうすれば、大人の考えで自立して行動できるのに。

もっと生徒達を大人として接して欲しい。これではいつまでも生徒は自立できない。

いつまでも解決しないので、解決策の一つとして案を出しました。

毎日食事代で使用したお金を控えて、8月10日に上田までそれぞれ連絡して下さい。それをまとめて、残り20日間いくら必要になるのかを計算して、マネージメントに残りの食事費用を交渉します。

という事でとりあえずは落ち着いた。

 

他にも、もっともっと課題はたくさんあるが、すこーしずつみんな前を向いて歩いて行っている。

まずは、8月1日から1ヶ月間行われるインターシップを少しでも実りあるものにして欲しい。

 

頑張れみんな