上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

はや10日目

6月10日  22:30

なんだかんだ、インドネシアに入って10日目になる。 
私にとっては1日、1日、本当に濃い毎日だった。 朝起きて気がつけば夕方になっている感じがするのはなんでだろうか??

しかし、昨日の夜はひどかった。
上の階では、夜中3時頃までずっと悲鳴が聞こえてきて、朝の4時過ぎ頃からは外からのスピーカーでイスラム教のお祈りがひたすら聞こえてくる・・・

寝れねぇぇぇぇ

本当、宗教の違いというか国の違いというか、海を越えてみるとまるで別世界だ! 
本やテレビではインドネシアがどうとか、イスラム教がどうとか、よくある話だが、自分の目で見るのは、一味違った感じ方をする。

ここのアパートに住みだして、さっそく友達ができた。
アパートの守衛をしているUDINという、23歳の青年だ。
私が辞書を片手に

オランジュパン! ブラジャル バハサ インドネシア
(日本人で、インドネシア語を勉強している)

といったら、笑顔で応えてくれた。

そっから、一時間以上私のインドネシア語の勉強に付き合ってくれた。
しかし、、、
ここに来てわかるのが、伝えたい事があっても言葉が通じないと、全く伝わらん。
仕事でも、コミュニケーションをとるには、インドネシア語を覚えないと思いも伝わりにくいので、猛勉強して早く喋れるようになりたぁぁい!

後、言葉で少し感じた事がある。
今まで、出会ったインドネシア人はほとんど英語が喋れる人ばっかりだった。
公園でも、ボランティアで英語を教えたりしている。

日本はどうだろうか?
どれくらいの、日本人が英語を喋れるだろうか??

これからはもっと、日本の中だけではなく、もっともっと私達が外に出て、実際自分の目で見て、経験しなければ本当に新興国においていかれると感じた。

8日に、トレーニングセンターで、日本でいうトヨタ検定2級の試験があった
首都のジャカルタにある、アストラモーターの審査員が来て、試験官をしていた

そこには、日本と同じ様にTSCANを使い故障診断をしている姿があった

勉強についても、TSCANの使い方や、トラブルシュートの方法などを学習している

まだまだ新興国だろうと、少し下に見ていたインドネシアでさえここまで来ていて、
ここの人達の学ぼうとする力はすごい物を感じた

このままじゃ、本当にやばいよなぁぁ!
自分の力でできる事はたかがしれているかもしれないが、何かしなければと心に湧きあがるものがあった。


この3日間の間、他にも沢山の出来事があったけれど、それはまた少づつ、自分のペースで書いていこうと思う

何事も、少しづつ確実に、一歩づつ前進していこうと思った

明日は、ずっと一緒にいた秀さんが、マカッサルから飛び立つ日になっている
短い間だったが、本当にお世話になってばかりの10日間であった

秀さんと一緒にいた10日間はとても楽しく感じた。時に厳しく接して頂いた事もある。それも全てひっくるめて、私のこれからの長い人生の中で一生刻まれる事になるだろう。