上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

あなたの一番でっかい夢はなんですか?


無事インドネシアに帰ってきて、数日過ぎました。
日本での4名の研修生は、モチベーションもグッと上がり、少しずつリーダーシップも発揮できています。
残りの13名の生徒(インストラクター含む)もインドネシアのディーラーで1ヶ月間研修を行って来ました。
 
エンジニアとともにインターシップを行いながら、工場の改善(PDCA)をするという、課題を与えていました。
 
全員がBLKで学んだ事を発揮できたらいいな!っと思っていましたが、一歩引いた目ではどれくらいの生徒が、モチベーションを維持して、もしくはモチベーションを上げて帰って来るかなと思っていました。
 
いつも、生徒には人間は心の弱い人間です。って言っています。
私だって、朝起きたらもっと寝たいし、今日が休みだったらいいのになって思います。
しかし、毎日全力でがんばれるのはなんでだと思いますか?
って質問をします。
 
それは、大きな夢があるからです!
 
夢があるから、今この一瞬一瞬がとても大事だと思うし、夢に向かって、今何をするべきか考える事ができます。
そして、そう考えるのがあたり前になれば、習慣になります。
 
って、伝えています。
 
インターシップを終えて帰って来た生徒の中で、明らかにやる気がなくなっている生徒がいました。
そして、その生徒は学校では、安全作業を担当して、工場では絶対タバコを吸ってはいけないと毎日言っているのにも限らず、ディーラーでは工場でタバコを吸っていたみたいです。
 
人の心はやっぱりとても弱く、環境によってプラスにもなるし、マイナスにもなるのだと思いました。
 
私の残り6ヶ月の課題が見つかりました。
 
残された期間で、自分のモチベーションを継続する方法、そして、リーダーシップを発揮して、一緒に働く仲間達に常にプラスの影響を与えられる人間にする。
 
これに集中して、残り短い期間をがんばります。
 
現在は一人一人、個人面談をスタートさせました。
じっくりと膝を合わせて話しを聞いています。
 
一番でっかい夢は何?っと質問をしています。
そこでは初めて聞いた事もありました。
 
バンタエンの職業訓練校の校長先生になりたい!!って言った女子生徒もいました。
本気でそれを目指して行動するなら、おれも全力で応援するから!!って言いました。
 
雰囲気である程度つかめますが、やっぱりきちんと話してみて初めて分かる事もあります。
 
だから、きちんと話しを聞くって事はとても大事なのだと思いました。
 
もう残された期間も、指折り数えれるくらいになりました!
 
 
自信持って言える事は、生徒達よりも私自身が一番勉強になっている事です。
 
今日は喋り過ぎて、声がガラガラになってしまいましたが、明日からも頑張ります!!