上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

日本人講師とインドネシア人生徒との絶妙な距離感はどれくらい??


愛媛トヨタと愛媛トヨペットから短期派遣インストラクターに来て頂きました
 
2ヶ月間の短期派遣インストラクター
愛媛トヨタからは柴田さん
愛媛トヨペットからは日吉さん
がバンタエンに到着しました。
日本から、こんな遠くのバンタエンまでようこそお越しくださいました。
 
せっかく、こんな遠くまで来て頂いたので、しっかりと働いてもらおうと考えています
僕はこのバンタエンの事を勝手に
 
精神と時の部屋
 
と言ってます(笑)
それは、もちろん時間は普通通りに過ぎるのですが、
なにせこの周りには何もないのです
ほぼ2年間の間、
学校→ホテル→学校→ホテル→学校→ホテル→学校(たまにコンビニ)
みたいの生活をずっとしています
健康と精神をいい状態に保つ為にも、ジョギングをほぼ毎日しています。
タバコもやめました。
この生活のリズムを繰り返すと、一つのものごとに対して深ーく考えれるようになりました
仕事以外にやる事がないので、いろんな事を考えます。
 
そんな、「精神と時の部屋」に来た、柴田さんと日吉さんに聞きました
なぜ、バンタエン行きを希望したのか!?
2人とも色々な目標があったのだけど、共通しているのは、
「自分を変えたい」
という思いがあるようでした
 
自分を変えたいと思っている人はおそらく沢山いると思います
そして、どれくらいの人が自分を帰る事ができたのでしょうか?
そう思い続けて、結局変わらなかった人は沢山いると思います
それは、行動しなかったからです
思い続けても、行動しなければ、変わりません。
一歩足を踏み出さないと変わりません
そう思っています。
 
2人は自分を変えたいと思って、インドネシアのバンタエン行きに手を上げました
まさに初めの一歩を踏み出したのだと思います
そこには、自分で本当に大丈夫だろうかとか、異国の地でやっていけるだろうかとか、色々な思いがあんではないかと思います
でも、間違いなく一歩踏み出しました
 
一歩踏み出したので、2歩目、3歩目としっかり歩いてもらいと思います
その為に私ができる事
それは
 
「何もしない事」
 
だと思っています
要するに、私がああして欲しい、こうして欲しいというのではなく
 
主体的に考えて
主体的に行動して
主体的に反省して
 
今以上により主体的に動けるようになって欲しいと思っています
それをしっかりと身につけるには、すごく良い環境だと思います
 
なぜなら、日本語もほとんど通じないからです
日本語が通じない中どのように教えるのか?
それは、試行錯誤しながら、自分で答えを見つけてもらいたいと思います。
 
私から一つだけアドバイスをしました
 
「生徒との距離感だけは十分に気をつけて」
 
いくら仲良くなったとしても、インストラクターという立場と、生徒という立場の距離感はしっかりとっておくべき事
 
叱るべき時がきたら、きちんと叱る事ができて、生徒がきちんと言う事を聞くことができる
 
ほどの距離感はとっておいた方がいいことです
 
初めは、生徒からどれぐらいの距離感で接する事ができるのかを、測ってきます
その距離が短過ぎると、ナメられて言うことを聞きません
その距離が離れ過ぎると、嫌われて言うことをききません
だからほど良い距離感を保つことが大事だと思います
 
2人の2ヶ月後がどのように成長しているか、本当に楽しみです
2ヶ月間しっかりと、生徒達とコミュニケーションをとって、しっかりと勉強を教えて、しっかりと学んでもらい、充実した2ヶ月をすごしてもらいたいと思います。
 
 
店舗から、2名をバンタエン職業訓練校に送り出して頂いてありがとうございます。
2ヶ月間は責任を持って受け入れたいと思います
ありがとうございます。
 
上田 浩之