今週はフルで自動車科目の授業、日本語の授業、ソフトスキルの授業が入っていて、全部私が担当して教えている。一年前にはまだまだインドネシア語を使って教えていた、学科の授業も今では結構生徒がしっかりと理解できるように教える事ができるようになった。
今週は、日中の業務が終わってから、そして休みの日と、ずっとバンタエン県知事車のセルシオの修理をしている。このセルシオはトヨタの最高グレードで本当にいい車だ。もちろんインドネシアには売っていなく、日本から運ばれてきた車で、おそらくインドネシア国内で一台しかないじゃないかと思う。
現在生徒は１７名が自動車課で学んでいる。どのような性格で、どんな人間なのか？
全員個性豊かなメンバーが集まっていて、どんな子達と一緒に共にしているのか、紹介したいと思った。
エントリーナンバー １
ドディ
性格；
ひとなつっこい、これだと決めたら突き進むタイプ
特徴；
工場に置いている秘密のWIFIパスワードを解読する事ができる。パソコンオタクで、コンピューター言語を読む事ができ、いつも謎の数字と向き合っている、ざっくり言うと変態なタイプ
授業；
授業スタート時は文句ばかり言う事がとても多く、好きな事ばかりをしていたが、１学期に指を怪我して、気絶しそのまま近くの病院に搬送され、男らしいおばちゃんに指を２本５針縫われて、涙を流した。という経験から、今後このような事を友達に起こさせたくない、という気持ちから安全作業に目覚めソフトスキルのPDCAではセーフティーマンと異名をもつ程になり、安全管理で全体の指揮をとっている。２学期目からは、自分の目指す方向がはっきりと見えてきたのか、メキメキと成績を伸ばし始め、下の方だった成績が今では上から５本の指には入る実力を発揮するようになった。
家族から；
私はドディの家族からものすごく感謝されている。この学校に入るまでは夜も家に帰らず、友達の所で遊び周り、喧嘩ばかりしていたらしいが、自分を客観的に見え出した事をきっかけに、このままではまずいと自分で気づき、己をコントロールする事ができ始めた。そして、このようになったはの私のお陰だとドディの家族からもっぱら感謝をされるようになった。ちなみにドディの父はヘビースモーカーで、セブンスターの３倍はあるであろうニコチンが入ったタバコを一日４箱吸いまくる。仕事はアイス販売のDIAMONDとゆうアイスをシンガポールから仕入れて、それを販売員十数名を雇い、バンタエン中に販売網をもつ超商売人である。
今後は；
PDCA、そして問題解決の達人になりたいそうだ。自分の工場をもつとゆう夢を持っている。おばあちゃんがラジエーター、スターター、オルタネーターの修理工場を営んでいる影響もある。
