上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

赤道に立っている


今はバンタエンは雨期に入った
日本は現在冬真っ只中できっと寒いだろうと思う
しかし、ここインドネシアは暑い、蒸し蒸しする、雨がかなりの勢いで降る(スコールと言われる一時的な雨)、今風が半端なく強い。
そう、見ておわかりの通り私はほぼ赤道の真上に立っていると言っても過言ではない

 
このちっちゃーい真ん中の方にある、ローマ字のKっぽいところがスラウェシ島で、その島の下の方の海沿いに住んでます
その左下のちっちゃーい島がバリ島だ
以外にバリってインドネシアにあるって知らない人が多い
じゃどこの国にあると思っていたのか?
赤道にまたがる国インドネシアは、熱帯雨林気候に属する
年間通して平均が28度前後の年中暖かい国で、ちなみに今日は29度ある
季節は雨期と乾季の2種類だけ
雨期は場所によっても少々違うが、11月〜4月が雨期
乾季は5月〜10月となっている
なので、スラウェシ島とは違いあの有名な島、バリ島などに旅行する際は乾季が非常にオススメである
雨がほとんど降らず、しかもカラッとして日陰に入るととても涼しい
のんびりと海を見ながらお昼寝するだけでも最高の季節である
雨期に入ると、雨の多さで道路の排水の悪さで洪水が起きたり、学校までの行き道でびしょ濡れになったり、強風のせいで携帯会社の電波塔や電線などが切れて、停電になったりWIFIが全く使えなくなったり、ちなみに現在は学校もホテルもここ1週間WIFIが全く使えず、現地シムの携帯のテザリングで対応してる。これもめちゃくちゃ遅いんで、仕事効率が悪くイライラする。
などなど、良いことがほとんどない。
そんな雨期でもちょっと嬉しいことを見つけた
雨期は果物が豊富でとても美味しい
以上(笑)
例えばマンゴー
学校にもう食べれんって程、身がなっている。
 
マンゴーの木も助けてと言わんばかりに実が垂れ下がっている
 
休みの日には学校のマンゴーをむしってきて、仕事しながら口を潤すのが日課である。もし買ったら、1キロ400円くらい 激安

  
 
 
そしてこんな果物もこの◯玉のようなのはランブータン
インドネシア語でランブは髪の毛ってゆう意味で、後ろにタンがついて
直訳すると毛が生えたもの・・・
まさに◯玉
マンゴーと違い手で簡単に剥けるので食べやすい
そして甘酸っぱくて美味しい。
これは1キロ200円くらい

 
 
他にも果物は豊富です
そう思えば雨期のインドネシアもなかなか良い
こんな少しのところからも楽しみを見つけて、今おかれた現状を楽しむのも一つの方法かなと思う。
 
こないだは学校の敷地内で子供達二人が何やら、竹で作られた棒を使って大きなな木の葉っぱ辺りに突っ込んでいた
しばらく見ていると、グイグイ、ボトン
何かがその大きな木から落ちた
それはまるで、りんごのような果物だった
木を見上げてみるりんごのように真っ赤になっているものもあれば、黄色の身、緑の身がついている物もあった
奇妙なのがその先端には何やら見たことある形のものがなっていた
この形は多分カシューナッツ
こちらではジャンブメンテと言われている
 
この身は美味しいから食べて見てと言われて食べた
渋くてクソまずかった
もう2度と食べない
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子供達になんしよんか聞いてみた
 
私;たくさん集めてどうするん?
とその子供達に聞くと
子供;売るんよ
私;なんぼで?
子供;100円
私;どんくらいの量?
子供;1リットル
私;安っ。じゃ買うわ
子供;ありがとう。サービスしとくわ。
 
とゆうか元々学校に生えとる木なんですけど、と思いながら買った
ここスラウェシ島はまだまだ貧しい人がとても多く、少し街の方に出たら仕事もしてないのにお金くれくれと寄ってくる人が多い
普通に仕事出来る体なのに
そんな人には一回もお金を渡した事はない
この子供達のように、ちょっとの事でも仕事をしている子には、その物やサービスと引き換えにお金を渡す事もある
そうして、子供達は学校の授業では教えてもらうことができない、お金の稼ぎ方を学んでいくのだろう