上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

6ヶ月間を振り返り

11月19日 6ヶ月間を振り返り

インドネシア、ハジカラトヨタでの滞在も残すところ、1週間になった。
ここに来る前に、インドネシアに今行くべきなのかと悩んだ事があった。
インドネシアに行く前に、母がガンである事が分かり、治療に長く時間がかかる事や、始めて所なので、不安が沢山ある事など、色々と悩んだ。 母に相談をすると、私は大丈夫だから、行っておいでと、後押ししてくれたので、行く事を決心した。
 始めてハジカラトヨタに行って、ウリパに行った時、言葉が全く通じなかった。
私が、トヨタ検定1級を持っているという事で、エンジニア達や店長クラスの人達からの期待は大きく、今まで修理する事が出来なかった、車などのトラブルシュートを次々にお願いされた。 修理書を見るが、インドネシア語と英語の両方で書かれているので、理解するまでにも、時間がかかる。 日本との言葉、環境の違いでは、本当に大変だった。
 しかし、その分、日本では経験する事の出来ない経験を沢山する事が出来た。
そして、友達も沢山でき、インドネシアでの家族も出来た。 
6月から11月までの約6ヶ月間は自分にとっての宝物になった。これからの人生の基盤になると思う。 先程、アラウディンの店長と挨拶をした。短い間だったけれど、ありがとうございますと伝え、握手をしたのだが、すでに涙が出そうになった。
この調子だとお別れの時には、大変な事になりそうな気がする。
 今日がアラウディンでの仕事は最後で、明日からは、ウリパに戻って仕事をする予定にしている。残り一週間なので、残された日を大事にしたいと思う

ひろの道
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