上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

一人言

感謝

私がのエンジニアとして、インドネシアに来て、早くも4ヶ月が経過した。その4ヶ月間で気づかされる事がとても沢山あった。今まで当たり前に何不自由なく生活していた。日本で当たり前に思っていた事が当たり前でない。そのように感じる事がとても沢山ある。
マカッサルに来て印象に残っている事は、本来であらば学校に行っている時間なのに、まだ幼い子供が、新聞を売って仕事をしている事。道路で信号待ちをしている車内の人に対して、お金をちょうだいと近づいて来ること。
今まで日本で生活をしていて、そのような光景は見たことはない。
当たり前の様に、学校に行かせてもらい、当たり前の様に一日3食食べる事ができ、何不自由なく、今こうして働く事が出来ている。日本にいる時は、それらの事に付いて当たり前だと感じる以前に、何も感じていなかった様な気がする。今このマカッサルで生活をし、その何も感じなかった事に対して気がつく事が出来た。そして、当たり前とはなんなのかを考え始める事が出来た。自分の力だけでは、今のこの状況を改善する事はとても難しいが、当たり前とは何なのかという事に対して、考える事が出来る。そうする事により、この生活に感謝する事ができる。やがて感謝は感謝を生むことができると思っている。
自分自信できる事は、ちっぽけなことかもしれないが、その感謝するという事こそ、もっとも大事にすべき事だと感じる。そして感謝に満ちあふれた世界になるように心より願う。



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