10月18日 手作りの大切さ
ウリパのスタッフと一緒に仕事をして、いつも感じる事がある。
それは物を大事にするという事。
例えば、長年使っている工具を使う為のキャディー
長い間使っていると、少しずつ錆びてくる。移動する為のローラーもだんだん劣化してくる。 そうすると、錆びている所がより広がり悪化してくる。
だから、修理をする。
新しく色を塗り、新しくローラーを交換する。いつも感心するのだが、出来栄えがきれいで、まさにプロフェッショナル! それもいつも修理をして使っているからだと思う。
先日は車の下周りを点検する為の寝板(こちらではクレーターティドゥールという)を作っていた。ここウリパでは、エンジニアの人数に比べて、車を上げる為のリフトの数がすくない。
なので、車を上げるのにも、いつもジャッキを使用する為、下周りの点検の際には必ずクレーターティドゥールが必要なのだ。
そのクレーターティドゥールを作っていた。日本にもそれはあるのだが、全て購入した物で、今までそれは作るという考えは一切なかった。 実際に出来上がった物を見てみると、厚めの板にローラーを取り付けただけという、簡単な物だが、シンプルな構造なのでとても丈夫である。
ウリパでの仕事も3ヶ月が経ち、今まで当たり前に考えていた事が、ことごとく覆えされていく。 なんでも買えばいいという事ではなく、自分達で修理が出来る物は修理をし、自分達で作ることが出来る物は作る。そうする事により、お金もあまりかからないし、物を大事にするという気持ちが一層強くなるような気がした。
最近の仕事では、トラックがオーバーヒートをした。オーバーヒートはエンジンの不具合により、エンジンの温度が上がりすぎるという現象で、そのまま乗り続けると、車が走る事が出来なくなってしまう。
そのオーバーヒートの原因である、シリンダーヘッドのガスケットを交換した。
私はエンジニアと一緒に作業をした。
日本では、特殊な工具が沢山ある。ネジなどを緩める為の長いラチェットや他にも沢山。
しかし、ここではそのような物はない。全て、純正工具だけなのだ。
その純正工具の組み合わせや、手作り工具などを使って、とても上手に部品を次々と外していく。 その外した部品は、前回私が作ったネジ入れに入れられた。
今までは、ほとんどのネジが一箇所に入れられるので、後で探すのが大変だが、ここのエンジニアにもこれは本当にいいと、言ってくれている。
一緒に取り外したシリンダーヘッドのオーバーホール
石鹸を使いとても綺麗に洗った。 そして、オイルのシールを交換した。
全て、作業も完了しエンジンをかけ、高速道路を走行テストした。
走行テストも問題なく完了! そして、エンジニアとはいつものようにハイタッチをした。
エンジニアにとって、このトラブルであった車が綺麗に治ったという事は、達成感をとても感じる。 それは、日本もインドネシアでもなんら変わりはないと感じた。
今は、サービスフロントで、一緒に仕事をしている。先日はインドネシア語でカルテも作成した。まだまだ、日本とはシステムが違う所が沢山あるので、共に学んで、指導できる所は指導していきたい。
ウリパのスタッフと一緒に仕事をして、いつも感じる事がある。
それは物を大事にするという事。
例えば、長年使っている工具を使う為のキャディー
長い間使っていると、少しずつ錆びてくる。移動する為のローラーもだんだん劣化してくる。 そうすると、錆びている所がより広がり悪化してくる。
だから、修理をする。
新しく色を塗り、新しくローラーを交換する。いつも感心するのだが、出来栄えがきれいで、まさにプロフェッショナル! それもいつも修理をして使っているからだと思う。
先日は車の下周りを点検する為の寝板(こちらではクレーターティドゥールという)を作っていた。ここウリパでは、エンジニアの人数に比べて、車を上げる為のリフトの数がすくない。
なので、車を上げるのにも、いつもジャッキを使用する為、下周りの点検の際には必ずクレーターティドゥールが必要なのだ。
そのクレーターティドゥールを作っていた。日本にもそれはあるのだが、全て購入した物で、今までそれは作るという考えは一切なかった。 実際に出来上がった物を見てみると、厚めの板にローラーを取り付けただけという、簡単な物だが、シンプルな構造なのでとても丈夫である。
ウリパでの仕事も3ヶ月が経ち、今まで当たり前に考えていた事が、ことごとく覆えされていく。 なんでも買えばいいという事ではなく、自分達で修理が出来る物は修理をし、自分達で作ることが出来る物は作る。そうする事により、お金もあまりかからないし、物を大事にするという気持ちが一層強くなるような気がした。
最近の仕事では、トラックがオーバーヒートをした。オーバーヒートはエンジンの不具合により、エンジンの温度が上がりすぎるという現象で、そのまま乗り続けると、車が走る事が出来なくなってしまう。
そのオーバーヒートの原因である、シリンダーヘッドのガスケットを交換した。
私はエンジニアと一緒に作業をした。
日本では、特殊な工具が沢山ある。ネジなどを緩める為の長いラチェットや他にも沢山。
しかし、ここではそのような物はない。全て、純正工具だけなのだ。
その純正工具の組み合わせや、手作り工具などを使って、とても上手に部品を次々と外していく。 その外した部品は、前回私が作ったネジ入れに入れられた。
今までは、ほとんどのネジが一箇所に入れられるので、後で探すのが大変だが、ここのエンジニアにもこれは本当にいいと、言ってくれている。
一緒に取り外したシリンダーヘッドのオーバーホール
石鹸を使いとても綺麗に洗った。 そして、オイルのシールを交換した。
全て、作業も完了しエンジンをかけ、高速道路を走行テストした。
走行テストも問題なく完了! そして、エンジニアとはいつものようにハイタッチをした。
エンジニアにとって、このトラブルであった車が綺麗に治ったという事は、達成感をとても感じる。 それは、日本もインドネシアでもなんら変わりはないと感じた。
今は、サービスフロントで、一緒に仕事をしている。先日はインドネシア語でカルテも作成した。まだまだ、日本とはシステムが違う所が沢山あるので、共に学んで、指導できる所は指導していきたい。