上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

大切にしたいもの

9月17日 大切にしたいもの

10月にはインドネシアのハジカラトヨタの創立60年記念日になる。
それにともなって、ここハジカラトヨタの社員や、他の関連した企業でスポーツ大会が行われている。
バレーボール、フットサル、バドミントン、自転車競技、他にも沢山あるみたいだ。
先日は、私がいるウリパのスタッフがバレーボールに参加するので、応援に参加した。
ウリパで働いている人達のほとんどが、応援に参加していた。
インドネシアに来ていつも感じるのだが、インドネシア人は本当に盛り上がるのがすきで、スポーツも好きなようだ。
私も一緒になって応援した。
結果は負けてしまったが、とても盛り上がり、みんな本当にいい表情をしていた。
仕事だけでなく、このようにスポーツなどで一緒に汗を流し協力すると、より団結力も生まれてくると感じた。
そして、その後にはみんなで、ご飯を食べにいった!
一人で食べるご飯より、みんなで食べるご飯はより美味しく感じた。


そして、昨日はブルクンバという所に観光に行ってきた。
そのカジャンという村では、機械などで作られたものは今だにない。
その村では、車もない、バイクもない、自転車もない、そして電気もない。
カジャンに入るためには、ある条件がある。
服は、黒色でなくてはいけない。
サルーンという、腰に巻く服を着なくてはいけない。
村に入る為に、村長と会わないといけない。 
私も、村に入る時にノートに名前を書いて、村長の許可をもらいに行った。
家に入って、家の中を見て見ると、もちろん電気もなく、お湯を沸かすだけでも、木を燃やさないといけない。
その村だけに住んでいる人はインドネシア語を話す事はできず、その村の言葉を使っていた。 
家の中の人、外で歩いている人も、もちろんみんな黒い服を着ている。
とても不思議な世界だった。
村を出ると、普通に車も走っている。山奥だから車がないというのではなくて、そこでは昔から伝わる文化をとても大切にしているようだった。


その村の帰りには、バンタエン県に寄る事にした
3ヶ月前に紹介した、秀さんの友人のボビさんがいるからだ。
そう、あの大切にしている不思議な石を秀さんに渡した笑顔が素敵な消防隊員だ。
今でも、変わらず本当に素敵な笑顔で迎えてくれた。
このような、出会いを大切にしていきたいと思う。
今でも、愛媛トヨタから送った、消防車は本当に綺麗にされていて、とても嬉しく感じた。
思わず、みんなで写真をパシャリ!!

写真は容量オーバーでのせれないんで、また別の機会に
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