上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

早くからも壁

6月15日 9:00

今日の午前中は、1000KM点検~100000KM点検の流れを考えている
 
インドネシアでは車検というものがなく、点検のタイミングも日本とは違うのだ。
日本では乗用車であれば、2年に1回は車検を受けなければ車に乗る事はできない。
そして、一年に一回は12カ月点検を受けるように法律で決められて、6カ月に一回は任意での点検をお勧めしている。

日本での点検の時期は、期間によるものだが、インドネシアでは距離によって、決められているみたいだ。 点検に限ってはそこが大きな違いなのだと思った。

点検の内容も、距離によっては少し違っている。
もちろん日本語で書かれている文章なんて、一つもない。

・・・解らない

$ひろの道

だから今、内容をインドネシア語から日本語に直して、流れを考えている。

昨日初めて行った30000KM点検では3時間以上かかってしまった。
リフトも数が限られているので、ジャッキで上げての作業になる。
そして、36人程いる工場でインパクトも2個しかない。
タイヤ用のトルクレンチも、1個しかない。

一回、一回、工具を探すのも一苦労なのだ。

で、結果3.0時間・・・

これから、指導していこうとする立場なのに、ここまで時間がかかってしまっては、はっきり言って面目もなく、できていないのに指導するのは不可能だと思った。

最低でも、ウリパのエンジニア以上のスピードで点検を完了しないといけない。

まずは、それが私に課せられた課題だと感じた


感じた事がもう一つ・・・・・

エンジニアの名前が全然覚えられない。
みんなは私の事を上ちゃんと呼んでくれるのだが、私はみんなの事を名前で呼べない。

最悪だ。

日本人からすると、インドネシア人はみんな顔が似ている。
それと、横文字の名前に慣れていないので難しい。

・FACHRY MUIS
・MURSYID


なんて、呼ぶか分かりますか?

分かっていても、日本語にはない舌の使い方をするので、呼ぶ事自体がとても難しい。

いきなり壁が山ずみで、頭を悩ませる今日この頃だ。。。




これは、みんなで昼食の様子! 
似てるでしょ(笑)

$ひろの道