上田浩之のインドネシア奮闘記ブログ

インドネシア スラウェシ島 バンタエン という周りに日本人がいない地で生徒17人への自動車専門技術、ソフトスキルの教育を行い日本でも通用する自動車エンジニアに育つまでを綴ったブログ

また常識が覆えされた

8月3日 また常識が覆えされた

インドネシアに来て、気付いた事がある。
どうでもいいことかもしれないが、ブログに載せようと思う。

夜、アパートの外でボーっとマンゴーの木を眺めていると、毎晩のように、ゴミ箱の辺りから、ガサガサと何かが動く音が聞こえるのである。
しかも、その音はまぁまぁのサイズの生き物が動く音で、いつも不思議に感じていた。
しばらく音のする方を見ていると、それはひょこっと現れてきた。
胴体だけで、20㎝はオーバーしている。

ネズミだった・・・

かるく、子猫程のサイズはある。 こんなサイズのネズミは日本では見た事はない。 
しかも、夜になると天井から、聞こえるのである。

「ガサガサ」

「ムシャムシャ」

何かを捕まえて、何かを食べている。 いつか、天井から突き抜けてくるのではないかと不安でしょうがない

工場でも、このネズミは被害を被っていた。
先日エンジントラブルで、入庫した車があった。点検をしてみると、なんと配線が10本以上切断されていたのである。 日本でも、ネズミが配線をかじる事がしばしばあるのだが、かじる程度である。 さすがにサイズが大きいと食べる方も大胆になってくるんだと感じた。

自分なりに、このネズミのサイズについて考えてみた。
このマカッサルは、とにかくゴミが多い。道路のいたる所にゴミが捨ててあり、大人も子供も、どこでも、気にせずにゴミを捨てるのだ。良くない習慣である。そして食べ物もしかり、だから、ネズミの餌が豊富にあり、あんなにも大きく成長したのだと思う。
普通、猫はネズミが好きだが、こちらで、猫がネズミを追いかける姿は一度も見たことがない。 私の中の常識が今日もまた覆えされた。




ひろの道
ひろの道

この通り配線は無残な姿に、そして、もちろん配線は修理するのだ